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ベースギターのアニメーション

2021年8月6日

2曲目のモーション作成に戻ったので、またこれから地道に作業を進める予定です。

楽器のアニメーションは特に難易度が高いと思いますので、とにかく地道な努力が必要かと思います。 特に面倒なのが、楽曲に合わせが必須になりますので、適当なアニメーションですと楽器を弾いていないように見えてしまうのですが、逆に忠実過ぎると見た目が地味になってしまうので、ある程度誇張するような動きだとそれらしく見えるかと思います。

打楽器(今回はコンガ)とキーボードのアニメーション作成は一段落したので、ベースギター演奏のアニメーション作成を始めました。 ベースとなるアニメーションはモーションキャプチャーでざっくりと取りましたが、実際の演奏の要となる手の動きはモーションキャプチャーでは取らず、後で手付けで対応する予定です。

元になるモーションに修正を入れますがかなり地道な作業となるので、ある程度の覚悟が必要になります(笑

動きを見ながら不自然な箇所やめり込み箇所などを修正していくのですが、モーションキーを打った後のモーションがそのキーの影響をずっと受けてしまうので、影響を受けたくないシーンのパートは、予めキーを打っておかないと後で大変な事になってしまうので注意が必要です。(元のアニメーションを使用したい場合となりますが)

例えば、腕を降ろした状態で新規キーを打つとその後はその座標が腕に反映されてしまうので、腕が下がった状態でアニメーションが引き継がれてしまいます。 文面では説明し辛いので、実際に試してもらった方が分かりやすくかも知れません。

モーションキャプチャーに両手のターゲットダミーを与えて、大まかなな位置調整をしました。 ダミーターゲットの件に関してはギター演奏アニメーション作成に記載していますので、そちらをご覧ください。

手と指を楽曲に合わせて修正をします。 めり込み箇所の修正と左手のスライド動作が入っているのが分かるかと思います。 曲は繰り返しパートが多々あるかと思いますので、指や手の動きをコピーして、繰り返しのパートに使用するとかなり手間が減ると思います。 ただ、顔の動きなども全てコピーしてしまうと繰り返しがバレてしまうので、顔などは異なる動きを付けるなどすることで不自然な感じは避けられるかと思います。

ベースのアニメーションが終わってもギターとボーカルがまだ手付かずなので、完成までまだ道のりは遠そうです・・・。

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