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Character Creator 3からCharacter Creator 4へ

今回はちょっと脇道にそれてしまいますが、以前に作成したものを久しぶりに開いたので旧データと最新データと比較してみました。 Iclone&Character Creator共に大幅なバージョンアップもあり、比較するとちょっとした驚きですね。  Iclone7を始めたばかりの頃は不慣れな事もありますが、その分を差し引いたとしても随分と良くなっているのではないかと思います。

同じ環境でレンダリング比較をするため、今回はCharacter Creator 4のライティング環境で統一しました。(Character Creator 3で制作したデータはCharacter Creator 3のライティング環境とは異なってしまいますが、その辺りはご容赦を)

2019年6月時点のキャラクターですが、テクスチャーマップがCharacter Creator 3のデフォルトのままとなっています。 どこかのおばさんはみたい…ですが…。


2020年1月にキャラクター更新をしました。 テクスチャーマップはCharacter Creator 3のデフォルトではなく、更新してみました。 髪型も変更を試みたのですが、成功とは言い難い感じです….。 この頃にデジタルヒューマンシェーダーが導入されたかと思いますので、リアルレンダリングでもかなり品質が向上したかと思います。


2020年9月に更に更新をしてみました。 髪型を変更してテクスチャーも少し変更しましたが、それ程変化はないね…。


動画作成で使用したキャラクターとなるので、Character Creator 3では、ほぼほぼ完成形となるかと思います。 髪もIclone&Character Creator用を使用した事で、物理演算設定などの手間が省けてアニメーション作成に専念する事が出来るようになりました。 ただ、フェイシャルアニメーション作成時に口の形状に不具合が出てしまっていたので、今後の課題となっていました。


そして、Character Creator が3から4へバージョンアップをしたので、良いタイミングかと思いキャラクターも改めて見直しをする事にしました。 問題となっていたフェイシャルアニメーション時の口の不具合に関しても修正をしました。 バージョンアップでライティングなども新規に追加された事もあり、更にリアルタイムレンダリングは向上しかと思います。 リアル系に調整した事もあり、前バージョンより不細工になっているかも?とも思いましたが、これは個人の好みもあり、良しとしようかと思います。 (^_^;)

Iclone&Character Creatorのバージョンが上がり、ヒューマンシェーダーのライティングの調整もあるかと思いますが、確実にリアルタイムレンダリングの質感が上がったのは感じます。 UnrealやUnityそしてNvidiaのOmniverseとの互換性を持たせる事で、リアルタイムレンダリングとしては使い勝手は良くなったのではないかと思います。 自分の場合は使用目的が違うので、あまり恩恵がないのは少々寂しいですが、レンダリングの待ち時間を考えないで済むとなるとリアルタイムレンダリングの質感アップはとても助かりますね。 

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