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Iclone7 髪モデルのOBJデータをCharacter Creator 3へ読み込んで、キャラクターへ割り当てる

2019年12月8日

キャラクターの右前の髪の毛が剥げているように見えていて、以前から気にはなっていたので修正をしてみました。 モデルデータを修正するには、外部3Dツールを使わないとダメかと思われるので、今回はLightWave3Dを使用してモデルデータの修正をしてみたので、参考程度に。

①元データをOBJ形式でエクスポートして、LightWave3Dにインポートして、薄かった右前髪へ髪モデルを追加移植してみました。

②修正が済んだOBJモデルデータをCharacter Creator 3へ読み込みます。 メニューの「Create⇒Accessory」の順で選択して、モデルデータをインポートします。

以前のバージョンでは、 AccessoryではなくCloth、HairからでもOBJデータがインポート出来たようなのですが、現在はOBJデータはAccessoryからでないと読み込めないようです。

③髪モデルを読み込んだら、状況によりピボットポイントがモデルの中心ではなく、とんでもない位置になってしまっていたりする事があるので、修正をし易くようにピボットポイントをモデルの中心へ移動させます。 修正メニュー(Modify)にPivotがありますので、「Edit Pivot」を使ってモデルの中心へポイントを移動します。

④髪モデルの位置とサイズをキャラクターへ合わせますが、モデルデータに透過マップが反映されていないので、調整がしづらいかと思われますので、まずは大まかに合わせます。

⑤だいたいの位置を決めたら、髪モデルへテクスチャーマップを反映させます。 修正メニューのマテリアルリストから各テクスチャーマップの配置アイコンを右マウスクリックをすると読み込みメニューバーが開きますので、各テクスチャー(今回はデフューズと透過マップ)を読み込みます。

⑥一通りテクスチャーマップが割り当てられると、位置、サイズ調整がし易くなるかと思いますので、改めて調整をします。

⑦位置、サイズの調整が済んだら、修正メニューの「Transfer Skin Weights」のメニューを選択すると、プリセットのメニューが開きますので、今回は髪(Hair)のアイコンを選択。 ※もし衣装などであれば、衣装アイコンでウェイトマップが自動で割り当てられます。

⑧ウェイトマップが割り当てられると、シーンメニューのアイコンがアクセサリーから髪のアイコンに変わります。

以上で髪のOBJデータがCharacter Creator で使えるようになりました。 以前より多少は髪が増量したっぽいので、まあ良しとしようかと思います。

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