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Character Creator v4.11 バージョンアップ!

iClone がv8.11へCharacter Creatorが v4.11へアップデートされたようです。

しばらくiClone が触れていなかったものでページ更新も怠ってしまっていましたが、また少しずつでも更新していこうと思います。

CharacterCreator3からどのくらい使い勝手などが変わったか、CharacterCreator4でキャラクターデータをDaz3DのGenesis8からコンバートして簡易レンダリングまでしてみようと思います。

まず気になったのが、ヘッドショットモーフのスライダー群がCharacter Creator4では一切表示されていなかった事でした。 Character Creator3では表示されたいたキャラクターデータがCharacter Creator4に移行すると表示されなかったので、微妙な調整が出来ずにおりサポートセンターに問い合わせをしようと思っていたのですが、少々忙しくなってしまいそのまま放置していたのですが、アップデートされた後は何も問題なく表示されました。 ん? これってバグでしょうか…? もしかすると何かの操作で表示されたのかも知れませんが、まあ問題は解決されたので良しとします。 オフィシャルサイトのアップデート内容とか確認をすれば記載されているかも知れませんが…すみませんが面倒なので解決とさせて下さい。

UI周りですがそれ程大幅な変更はないようですが、細かな表示が増えているようです。 iClone にデータを移動しなくても、アニメーションテストなどが出来るようになった事は有難いですね。 レンダリングもCharacter Creator上で可能なようですが、カメラがないようですのであくまでも簡易レンダリング程度かと思います。 でもlight設定があるので、恐らくiClone を使用しなくてもライトを設定して見栄えなどのテストをして、ゲーム用に出力出来る仕様なのかなぁ?と考えてしまいます。 色々と個人的に思う所はありますが、本題から脱線してしまいそうなのでやめておきます。

Character Creator4を立ち上げるとデフォルト設定ですと英語版なところもあり使い勝手が悪いので、プレリファレンスを少しいじって設定を変更しました。

Editメニューを開けて、一番下の「preference」を選んでプレリファレンスメニューを開けます。

「Display」欄があるので、「Info」と「Safe Frame」のボックスにチェックを入れます。 「Safe Frame」はCharacter Creator4から追加された機能のようで、レンダリングの際に出力される範囲が分かるようになるのでとても便利かと思います。 またインフォメーションは表示しておくと、使用ポリゴン数やフレームレートの情報が分かるのでこれも便利な機能です。

今回は簡易的なテストレンダリングをしようと思いますので、Character Creator4に標準でついているプリセットのアイドリングモーションを使用しようと思います。

画面下部のアニメーションプレイヤー(AnimationPlayer)のMotionメニューの中からFemale⇒Idle01_Fを選びました。

ライトはプリセットの「Atmosphere」から「Cinematic」を今回は選んでみました。 デジタルヒューマンシェーダーに合わせてのライティングプリセットかと思いますので、クオリティはCharacter Creator3より上がっているかと思います。 金属系やグラス系などの反射や透過処理があるものは、通常のレンダリング出力と比較するとまだ厳しいかと思いますが、それを除けばレンダリング時間なども含めるとパフォーマンスはかなり良いかと思います。 手持ちの環境は i9-9900K= CPU、Geforce RTX3060 Ti=ビデオカード にて、それ程ハイパフォーマンスではありませんが、30秒ほどのアニメーション(60FPS)を1時間程でレンダリング出来たので、待ち時間をあまり気にせずに制作は出来そうです。 これがVrayやIrayだとどのくらい時間がかかるのか…考えたくもないですね (^_^;)

おまけ=ライティングプリセットを「Blur_Warm」でレンダリングしてみました。

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