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シェーディングで随分見栄えが変わります。 [facial animation]sample

2021年10月24日

公開出来る動画がなかなか完成出来ないので、作業工程中で気づいた点などを記載したいと思います。

表題のとおり、シェーディング全般、特に陰影のつけ方次第で随分と見栄えは変わりますね。 レンダリングにIRAYなど使う場合は、それほど気にはならないかと思いますが、Icloneの通常レンダリングでは、明るいライティング設定はなかなか厳しい感じがします。 幾度か試してはみたのですが、どうしても表面がベタ塗のようになってしまい質感を出す事が難しいので、通常レンダリングを行う場合は、なるべく暗めの設定が良い感じにレンダリング出来るようですので、演出設定の際には昼間(特に屋外など)は避けて夕方から夜、または屋内の演出設定が良いかと思われます。

IRAYレンダリングの場合はその限りではないのですが、とにかくレンダリングに時間がかかってしまうので、それが我慢出来る人はIRAYレンダリングの方が質感は出せると思います。

1コマレンダリングするのに数時間もかけるとなると私のようにミュージッククリップを作成するケースでは、何か月レンダリングに使えば良いか気が遠くなってしまうもので、遠慮しておこうと思います(笑  カメラが動かない演出にして、背景をIRAYレンダリング(これですと1枚静止画レンダリングでOKなので)して、キャラクターのアニメーションを通常レンダリングして、編集で合成するというのが現実的かな?って思っています。

今 制作中の動画の1部をGIFアニメーションにしてみました。 キャラクターは通常レンダリングで、背景はIRAYレンダリングで組み合わせしています。 影を強めに付けるようにライティングをすると通常レンダリングでも結構リアルな質感にはなるかと思いますので、もし通常レンダリングで悩まれているような方は、暗めのライティングにする事で質感がアップ出来るかも知れません。

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