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髪の修正

Smart Hair ですが衣類分のスペースの為かロングヘアの場合は地肌との隙間が目立ってしまう現象が生じてしまったので、一部修正をしてみました。

上の画像にて肩の部分ですが、髪の毛が浮いてしまっているように見えてしまっています。 仕様上で仕方ないかと思いますが、どうしても違和感を感じるので、目立たない程度に隙間を減らしたいですね。

という事で、まずはデータをFBX形式でエクスポートします。

不要なデータは削除して、必要なデータ(今回はキャラクター本体と修正する髪のモデルのみ)だけFBX出力します。


3Dモデルを修正出来るツールに出力したFBXデータを読み込んで髪の位置の修正をします。

髪と肩の隙間が目立たない程度に、髪を下方へ少し伸ばしました。


修正が終わったら髪のモデルデータのみFBXデータで別名で出力して、Character Creator に読み込みます。  FBXデータですがアクセサリーとして髪の毛モデルを読み込みます。

髪のモデルはオブジェクト扱いなので、読み込ん時には恐らく位置ずれが起きているかと思いますので、位置の調整をします。 サイズは恐らく合っているかと思いますが、もし違うような場合はサイズの調整もします。

マテリアル処理ですが、予め髪のマテリアルをセーブしておくと便利です。 既存の髪のモデルを開いて、各マテリアルをセーブするだけなので簡単です。 読み込んだFBXの髪のマテリアルに保存しておいたマテリアルデータを読み込むと、上記のように自動的にマテリアルが設定されます。

この髪型は2種類のマテリアル構成になっていたので、髪とスカルプの双方にマテリアルを設定します。

髪と肩の隙間が目立たなくなりました。 最後にウェイトマップも既存データから読み込んで、割り当てれば終わりです。 大幅にモデルデータをいじらなければ、ウェイトマップもそのまま使用出来ると思います。

シーンデータのキャラクターを差し替えてみました。 髪の隙間の違和感が以前と比較すると改善されました。 まだカット2のシーン作成なので、これから先が長そうです・・・。

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