⑭の投稿でのライティングの設定をしてレンダリングをしてはみたものの、やはり動画を通して確認をすると、カットによってキャラクターの顔のシミの不具合や、ライティングの明滅、壁のポスターがレンダリングがされていないなど気になってしまったので、レンダリングをし直してみる事にしました。
設定を落としてのレンダリングにはしてはいるものの、そこそこ動画の長さもあるので、また1~2週間くらいレンダリングにかかってしまうかと思うと正直滅入るますね…。 ネットワークレンダリング出来ると良いと思うのは贅沢でしょうね。
改めて再レンダリングとなるので、ライティングと前回気になった箇所も修正をしてみました。
まずはモデルデータコンバート時に、モデルが消えてしまう問題を今回は修正しました。(投稿⑭参照)
DAZ Studioの「インスタンス」を使用するとFBX出力の際にモデルデータとして出力ができないようなので、インスタンスのモデルを通常のモデルデータに置き換える事が必要のようです。
今回は不自然にならない程度に、インスタンスのオブジェクトを通常のモデルデータに置き換えをしました。
ライティングに関しても、照明モデルデータを自己発光させてみました。 後で調整は必要になるかと思いますが、 照明モデルデータの自己発光 のみでのレンダリングしたものが右の画像となります。
このままでも悪くはないかと思いますが、キャラクターを入れると照明の調整が必要になるかも知れません。
投稿⑮で取り上げたフレームレートについてちょっと気になった事があったので、 ポリゴン数が比較的多く、物理演算処理もさせた髪のモデルデータを幾つか用意して、表示負荷をかけさせてフレームレートへの影響を比較してみました。
①まずはDAZのモデルをコンバートした髪モデルでの表示ですが、21.99FPSとなっています。 やはり負荷がかなりかかっているようです。
②次はIcloneコンテンツのポニーテールの髪モデルですが、47.15FPSとなっています。 ポリゴン数もかなり減っているので、負荷が軽減されています。
③同じくIcloneコンテンツですが、ロングヘアーの髪モデルで、36.31FPSとなっています。 それ程ポニーテールとポリゴン数が違わないのですが、フレームレートは結構違います。 演算処理が大きいのでしょうか?
【番外編】となりますが、 Icloneコンテンツのポニーテールで、キャラクターのみ表示をした場合は、60FPSとなり、負荷によるフレームレートダウンはありませんでした。
やはり使用ポリゴン数や演算処理等で負荷が大きいと、フレームレートが落ちてしまうのは仕方ないのかと思われます。 ハードウェアのスペック次第では、多少ポリゴン数が多かったりしても、60FPSで表示出来るのかも知れませんので、機会があればテストしてみたいと思います。 最新のビデオカードの2枚刺しとかで検証してみたいものです。